SRC魔法少女コンペ

今回の自分にとっての釣り針は星夜 雪様の名前です。
SRC初公開作(処女作ではない)では、氏のインクルードを使用させて頂きました。
ギリギリで参加表明しよう(←莫迦は変な所で目立ちたがる)と
掲示板前に待機していたら、おっぱいマウスパッドの人まで飛び込みで来た罠。


最後のコンペ参加から早六年。シナリオ制作は困難を極めました。
――…と書きたいのですが、死にそうになったのはラスト三日くらいでした。
この辺りに、計画性を持たぬオツムの残念さが露呈しているかと。
歳を重ねるにしたがって、寿命と共に使える時間も減少していきます。
ただでさえ少ない時間は今回、膨大な素材の自作に取られました。
コレはアイコンやデータ各種がコピペで済む学園シナリオと、
かなり異なる点だったと思います。ともかく優先順位を決め、
どうにか形にせねばなりません。結果、後半の演出はかなりお粗末に。
完成度60〜70%といった所で、タイムオーバーとなりました。


アップロード時間(作品投稿)は締切日の23:59。
結構な量の自作素材の列挙は間に合いませんでした。
その旨と、後に気付いたOptionデバッグの未削除をDLパスと共に主催者様にDM。
Optionデバッグの削除と素材テキスト追記の許可を頂けました。
思えば「本編外のテキストの記入漏れであれば、あわよくば猶予を
頂けるのではないか」との考えから、わざと後回しにていたような気もします。
そんな小賢しさを持ちながらも、締切の約三十分後にアップロードされた自分のzipは
違反(素材出自の未記入)に違反(遅刻)を重ねた結果なのだと感じ、胃が痛みました。


また、投稿から公開までの間の再プレイでも出るわ出るわ。突貫工事のほころびが。
細かな誤字を始め、決め技を回避したり、小子とC.C.の台詞が入れ替わっていたり、
C.C.の名前のせいで妙な改行されたり。(思えば「.」が含まれるC.C.の名前とか
コードギアス」のダイアログデータ上ではどう記述してるんだろう…)
気付いたバグを修正したくてしたくて気狂いしそうでした。
公開後も修正したくてしたくてしたくて気狂いしました。
しかし、締切はとうに過ぎ去ったのです。
締切に間に合わせる為、涙を呑んで細部を削った方々もいるはず(だと思ってる)なんです。
私はルールを厳守した方々よりも出自テキスト分の猶予を得られたのです。
前もって素材出自を書いていた人よりも本編に時間を割いたはずなのに、
期間を得られたはずなのに、まだ私は「もっともっと」と浅ましく口を開けるのか。
ぶっちゃけ「誰もプレイしないでくれ」「参加したという結果だけください」と、
自分でも滅茶苦茶だと思いますが、本当にそんな気持ちでいっぱいおっぱいでした。
しかし、当コンペの投票権を得る為には該当ジャンルのシナリオ全プレイが必要なのです。
あの生煮えの料理が、化粧前のすっぴんが、未完成と言って良いシナリオが、
投票数の分だけ人々の眼に触れたのかと思うと、私の気も振れそうです。
その辺りは、完結してからシナリオ登録!という自身のスタンスにも表れていると思います。
うん、だったらしっかり予定を立てて期間内に完成させようねっていう。それな


当コンペの趣旨には「カッコイイ!カワイイ!ヤッター!」と記されていますが、
私独り趣旨から外れ「グワー!ギャー!グエー!」していたようです、ごみんなさい。
そもそも、DLパスを設定しているのは私だけでした。
皆様のシナリオは締切前にプレイ可能でした。「大丈夫なの?」
「ネタ、パクられたりしないの?」と見ているこちらが不安にさせられました。
もっと気楽に楽しくヤるべきだと自分でも思います。ですが、思っているだけです。
私は過去にSRC学園のコンペで三度、結構な評価を頂きましたが
逆にそれが枷になっているような気がします。もはや私は、順位を気にせず
コンペに参加するという事が出来なくなっているのかもしれません。
…と言っても、GSCのシナリオGPを見てもらえばお察しの通り、
私はそんな大した技量の持ち主ではありません。
プライドだけ高く、周囲の評価と過大な自己評価が噛み合っていない面倒な輩。
周りは期待していないのに自分でハードルを上げて勝手に自滅しているタイプのアレです。
SRCの一参加企画に何故そこまで入れ込むのかとお思いでしょうが、
それだけ現実で認められる場が無いという事です、察してください。
本当に哀れだと思いますが、他者から哀れみを受けるタイプの物とは別のように感じます。
むしろ、人を苛立たせている感。心の貧しさとは、こういう事なのかなと常々。